インコのペット保険は必要?!
インコのペット保険は本当に必要なのでしょうか?
飼い主の中には「インコは犬や猫ほど病気にならないから必要ない」と思う方もいれば、「いざというときのために備えておきたい」と考える方もいます。
では、実際にインコを飼っている人の体験談や、病気やケガのリスク、治療費の実情を踏まえて考えてみましょう。
例えば、ある飼い主さんはセキセイインコが突然羽を閉じたまま動かなくなり、慌てて動物病院へ連れて行きました。
診断の結果、気嚢炎という病気で、呼吸が苦しくなっていたのです。
治療には抗生剤の投与が必要で、通院と投薬を続けることになりました。
最終的に1ヶ月間の治療費は約3万円。軽症で済んだからこの金額でしたが、重症化して入院が必要になれば、さらに費用がかかっていたでしょう。
この飼い主さんは保険には入っていなかったため、全額自己負担となり「これからのことを考えると、保険に入っておけばよかった」と感じたそうです。
別のケースでは、オカメインコが放鳥中に壁に激突してしまい、足を骨折しました。
骨折の場合、状態によってはギプス固定だけで済むこともありますが、このインコの場合は骨がずれてしまい、手術が必要になりました。
診察費、レントゲン、手術費、術後のケアを含めて約10万円以上の治療費がかかりました。
この飼い主さんは鳥専門のペット保険に加入していたため、治療費の7割が補償され、自己負担額は3万円ほどで済んだそうです。
「急な事故でこんなにお金がかかるとは思わなかった。保険に入っていたおかげで、金銭的な負担を気にせず最適な治療を受けさせられた」と話しています。
インコの病気やケガは決して珍しいことではありません。特に呼吸器疾患、消化器系の異常、羽毛の問題、骨折などはインコがかかりやすいトラブルです。
しかし、犬や猫に比べてインコを診てくれる病院が少なく、専門の動物病院に行かなければならないことも多いです。そのため、診察費や検査費が高額になりがちで、治療が長引けばさらに費用がかさみます。
インコの治療費は一回の診察で数千円から数万円かかることがあり、入院や手術となると10万円以上になることもあります。
例えば、卵詰まりの治療ではホルモン注射や内科的処置で1万円~3万円、開腹手術が必要になると10万円を超えることもあります。
腫瘍の摘出手術では15万円以上かかるケースもあります。こうした高額な医療費がかかることを知らずに「インコは小さいから治療費も安い」と考えてしまうと、いざというときに負担が大きくなってしまいます。
もちろん、すべてのインコが一生のうちに大きな病気やケガをするとは限りません。ですが、何も起こらないという保証もありません。
特に、長生きするインコほど加齢に伴う病気のリスクが高まります。一般的なペット保険では、高齢になると新規加入が難しくなるため、若いうちに加入しておくほうが安心です。
インコのペット保険は月額1000円~3000円程度で加入できるものが多く、補償内容によっては通院・入院・手術費用の一部がカバーされます。
例えば、年間最大50万円まで補償されるプランや、通院1回あたり5000円まで補償されるプランなど、さまざまな選択肢があります。
結論として、インコのペット保険は「万が一のときの経済的負担を軽減し、最適な治療を受けさせるための備え」と考えると良いでしょう。
実際に保険に入らず治療費に悩む飼い主がいる一方で、保険に入っていて助かったという人も多くいます。
インコの健康を守るために、どんなリスクがあるのか、治療費がどのくらいかかるのかを理解し、自分に合った選択をすることが大切です。
僕の体験談。治療費に数万円することも
僕はセキセイインコとオカメインコを飼っています。インコブログも持っているので、そこで交流のある方は知ってると思います。
僕の体験談ですけど、保険は必要かという話をしてますが、小鳥でも高額な治療費がかかることがあるので必要と思う。
我が家のインコが体調を崩し、急いで小鳥に詳しい病院へ駆け込みました。治療が終わり、いざお金を払う時に提示された金額に驚愕。
たまたまお金を持っていたので足りたけど、数万円もしたのでびっくりしました。
もし、ペット保険に入っていたら全額負担はないにしても、少しでも減額してもらえるなら助かりますよね。
そんなことから、ペット保険に加入してなかったことに後悔をしてしまいました。
皆さんはこんな事にならないためにもペット保険の加入を検討して頂きたいです。
まとめ
インコの健康を守るために、ペット保険への加入を検討したことはありますか?
「インコは丈夫だから大丈夫」「そこまで治療費はかからないのでは?」と思うかもしれませんが、実際には病気やケガのリスクがあり、治療費が想像以上に高額になることもあります。
今回は、実際の体験談や治療費の実例を交えながら、ペット保険がなぜ必要なのかを詳しくお伝えします。
例えば、ある飼い主さんのセキセイインコは、ある日突然元気がなくなり、うずくまるようになりました。
すぐに病院に連れて行ったところ、胃炎と診断され、薬の処方と通院治療が必要になりました。
1回の診察料が約5000円、投薬と検査費用を合わせると1回で8000円ほどかかり、完治するまでに6回の通院が必要になりました。
最終的な治療費は約5万円。ペット保険には加入していなかったため、すべて自己負担となり「こんなにお金がかかるとは思わなかった。次に備えて保険に入るべきだと実感した」と話しています。
また、オカメインコを飼っている別の方のケースでは、ある日放鳥中にカーテンレールに激突し、足を骨折してしまいました。
病院に連れて行ったところ、骨がずれてしまっていたため、ギプス固定だけではなく手術が必要になりました。
診察費やレントゲン代、手術費を含めて最終的にかかった費用は約12万円でした。この飼い主さんはペット保険に加入していたため、補償割合70%のプランで実際の自己負担額は約3万6000円。
もし保険に入っていなかったら全額負担しなければならず、「ペット保険のおかげで金銭面を気にせず最善の治療を選ぶことができた」と安心したそうです。
インコの治療費は意外と高額になることがあります。例えば、卵詰まりの処置には数万円、呼吸器疾患の入院治療には10万円以上かかることもあります。
腫瘍の摘出手術では15万円以上、カビ感染症の長期治療では合計で20万円を超えるケースもあります。
特にインコは体が小さいため、症状が悪化するスピードが速く、すぐに治療を受けなければならないことが多いのです。
しかし、高額な治療費の負担を考えると、治療をためらってしまう飼い主さんも少なくありません。「高額な治療費がかかるなら安楽死を選ぶしかない」と悩む人もいるほどです。
そんな状況を避けるためにも、ペット保険は重要な役割を果たします。