
ある日突然やってきた、セキセイインコの「ピピ」
「インコって喋るんでしょ?可愛いし、飼ってみたいな〜」
そう言って、ペットショップで衝動買いしてきたのは、黄色くて小さなセキセイインコ。
名前はピピ。鳴き声が元気で、愛らしくて、最初は家族みんながメロメロだった。
でも…それはほんの数日間だけだった。
セキセイインコを飼ってはいけない人の特徴
実は、セキセイインコは「誰にでも飼えるペット」ではありません。以下のような人には、飼うことをおすすめできません。
- すぐに飽きてしまう性格の人
- 小動物だからと世話を軽く見ている人
- においやフンが気になる潔癖な人
- 鳴き声にストレスを感じる人
- 外出が多く、家を長時間空けることが多い人
あるあるエピソード:朝5時のピピの絶叫
ある朝、ピピはいつもより元気だった。
ピピピピピピピピ!!
朝5時、まだ眠っていた家族をたたき起こすような大音量。小鳥とは思えないくらいの存在感だった。
「ご近所迷惑じゃない?」と母が心配し始め、
「夜勤明けで寝たいのに…」と父が寝室に避難する始末。
私はピピを寝かせるために暗い布をかけたが、それでも止まらない。インコは空気を読まないのだ。
セキセイインコは「飼う」ではなく「一緒に暮らす」存在
インコは「小さな子ども」と同じ。寂しいと鳴くし、構ってほしくていたずらもする。
ピピも、放鳥タイムが短いとケージをかじったり、エサ入れをひっくり返したり…。それでも怒れない。
毎日話しかけ、触れ合い、気持ちに応える。
そうしないと、インコは心を閉ざしてしまう。
ピピと向き合ってわかったこと
「喋るから面白い」「かわいいから飼いたい」
そんな軽い気持ちでは、インコは幸せになれない。
ピピは3ヶ月目にして、ようやく「おはよう」と言った。心が通じた瞬間だった。
その時初めて、「インコを飼うって、命を預かることなんだ」と気づいた。
まとめ:セキセイインコを飼う前に知っておいてほしいこと
- 毎日の声かけと放鳥が必要
- 早朝に鳴く習性がある
- エサ・水の管理、掃除を欠かさずする必要がある
- 病気になると看病が必要(費用もかかる)
- 寿命は10年以上。最後まで責任を持てるか?
セキセイインコは愛情を注げば注ぐほど、心を開いてくれる素晴らしい存在。
だからこそ、安易な気持ちで飼ってほしくないのです。
▼参考になった記事:https://ameblo.jp/bearlove18/entry-12771691780.html